人民元の切り上げについて
少し昔の話になりますが、人民元が約2%切り上げられたことがありました。
結構インパクトがありましたが、なぜここまで大ニュースになったのか?
まず、人民元の切り上げにはどんな意味があったのかです。
人民元は、中国の通貨です。中国は近年の経済発展にともない
世界的にも経済大国になってきました。上海万博、北京オリンピックと
イベントもあり、なおかつ13億人という人口を持つ国内市場と
その人口ゆえに世界の五分の一が使っている巨大通貨になるわけです。
もちろん上記に挙げた理由故に、世界に経済的インパクトを与えたわけでは
ありません。影響が大きくなった理由は、人民元は中国人民銀行の介入に
より事実上の固定相場制になっていました。人民元の切り上げというのは
この固定相場制のレートが対ドルで元高になることを意味しています。
今までの中国は、固定為替相場の中にいたため経済のメカニズムが動作せず
実際の実力より安く評価されていたと言えます。そのため特に米国は、貿易赤字が
積み上がり、その矛先を人民元の切り上げに向け圧力を加えていたわけです。
ほんの2%ですが、中国が米国の圧力に屈したわけです。
これからの中国の経済の動きは、決して無視できないものになりました。
また、だからこそ中国は投資先としてチャンスがまだまだある国でもあります。
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